参考ページ:無修正のわいせつ動画を配信…「カリビアンコム」運営の男を逮捕
愛知県警が2017年3月9日に、沖縄在住のカリビアンコム運営者の一人を逮捕したというニュースが話題になりました。
サープ容疑者は、日本で撮影された動画データを、配信前に圧縮する作業をしていた。日本に滞在しているとの情報があり、警視庁などが3日に沖縄県恩納村にいたところを逮捕した。
逮捕容疑は昨年8月17日、カリビアンコムのサイト上で、わいせつ動画を配信した疑い。
これまでは、日本で無修正動画を撮影・制作していた、
- 日本の制作会社「ピエロ」
- 芸能プロダクション「ディクレア」の社長
- 動画に出演したAV女優
の逮捕がありましたが、ついに直接的な運営元の従業員が逮捕されたのです。
この事件について、TwitterなどのSNSでは
- 「もう意味が分からない」
- 「オリンピックに向けてアダルト業界を根絶やしにしたいみたい」
- 「線引きもなくひたすらに逮捕していて、見せしめにすらならない」
と色々なことが討論されています。
しかし、管理人が思う個人的な見解は、このような一定の線引きがあって捜査および逮捕に踏み切っているのかなと思います。
- 無断で出演動画を配信されている被害者女性からの相談があった場合
- 日本で無修正動画の「撮影・制作・およびそれらに携わる業務」を行っている場合
- 日本の事業として法的に認められた場合
アダルト運営および広告会社「ACE」の運営陣が逮捕されたときも「沖縄に運営会社がある」と分かった場合に逮捕されました。(捜査は①の被害女性からの相談で始まった・リベンジポルノ法が適用)
それに、今回の事件も「カリビアンコムの無修正動画を圧縮する業務を沖縄在住のスタッフが行っていた」という、日本で無修正動画ファイルの編集を行っているという情報から逮捕に繋がっています。
ただし、今回の事件では、「逮捕容疑は昨年8月17日、カリビアンコムのサイト上で、わいせつ動画を配信した疑い。」とありますから、日本で無修正動画に携わる業務を行っていた確証はないのでは?と読んでいます。
「カリビアンコムの運営陣の一人であることは間違いないが、ただそれらの業務を行っている人物が沖縄にいただけで逮捕してみた。」のような気がしてなりません。
日本で無修正動画の作成をしているという証拠はない、けれど逮捕したい。
そうだ、去年行っていた業務を逮捕容疑にして逮捕しよう!無修正動画をサイトにアップロードしていた事実はあるわけだしな。(その業務は米国で行われていたみたいだけど、この際いいだろ)
つまり、日本で無修正動画の作成および編集していた証拠はないけども、運営に携わっていることは間違いないから逮捕してもOKという感じかなと思います。
もうね、めちゃくちゃです。
有名処の無修正アダルト動画サイトを潰したい、潰せば周りの弱小サイトも勝手に消えてくれるだろう。
そんな目論見を感じるわけです、法律もクソもあったもんじゃない。
しかし、実際問題として「カリビアンコムはまだまだ潰れない」ことは確かですね。
米国企業を日本の法律で取り締まることはできないので、警告・見せしめとして「日本でボロが見つかったところのみ逮捕する」という行為を行っているだけかなと思います。
この先どうなるか分かりませんが、日本でのアダルトに関する法律が明確になることを願います。
なにが善でなにが悪か、そこらへんが分からないと日本の法律自体が欠陥だらけのよう感じてしまいます。
(追記)
参考ページ:無修整わいせつ動画を配信した疑い 米国籍の男逮捕
こちらのほうが分かりやすかったので掲載します。
どうやら、「米国でカリビアンコムの無修正動画を圧縮する作業を行っていた」というグループ会社の運営陣一人が逮捕されたみたいです。
逮捕容疑は「昨年8月17日にあったカリビアンコムの動画製作会社と同じもの」とされていて、
- カリビアンコムの運営陣であることは確か
- その人物が日本にいるという情報が入った
- 3月3日に沖縄で見つけたので逮捕した
- ただし、日本で動画制作業務を行っていたわけではない
- つまり、カリビアンコムの運営に携わる人物が日本にいたら即捕まえれる
という、なんとも不可解な事件だったのです。
日本の偉い人物が「無修正アダルト関連は全て強行突破でOK」と指示しているのかな?と思います。
どうなるのでしょう、日本のアダルト業界・・・。
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